アスペルガー大学院生の徒然日記

文系です。博士後期課程に在籍しています。日々の出来事を綴っていきます。

大学にお金を払い続ける人たち

 大学院生のなかには、大学に莫大なお金を払い続けている人がたくさんいます。

 

学部を卒業し、修士課程に進学しようと考えていたものの、院試に失敗した場合には、研究生という道があります。研究生は学生ではないものの、授業に出たり、図書館をはじめとする学内の施設を学生に準じて利用できます。研究生として在籍するためにかかる費用は、大学にもよりますが、20万~50万円程です。この額を払えば、授業に出たり、施設は使えるものの、高額であることは拒めません。大学側は特に何か、研究生個人のためにするわけでもなく、集団のゼミ形式の授業に参加したり、図書館の一角を利用するだけ。それなのに、年に何十万ととられてしまいます。

 

 

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修士から博士後期課程まで進学すると、私立の場合は、学部の金額に+500万円程かかります。修士課程は2年間在籍で、週に2~3回の授業があります。これだけの数しか授業がないのに、なんだかんだで年間で100万円くらいかかるのです。

博士課程ではゼミ形式の授業もなく、指導教員から月に数回の指導を受けるだけで、年間に100万円ほど取られる大学もあります。院生室が利用できたり、大学のパソコンを利用できるとはいえ、やはり高額です。博士後期課程になれば、自立、独立が重要になるので、指導を受ける機会が少ないのは当然なのかもしれません。でも、100万円も払ってるのに、施設を使うくらいしか元が取れません。

 

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そして、博士論文は3年ではほぼほぼ出せません。となると、オーバードクターになります。オーバードクターになっても、指導教員から月に数回指導を受け、大学の施設をすこし使える程度なのに、やはり毎年100万円程払うケースもあります。このくらい長く、学生をするには、学費も生活費も自分で補っている人も多いため、大学で過ごす時間よりも職場で過ごす時間の方が長い人たちもたくさんいます。学生との二足わらじだと、高給な仕事に就くのも困難であるのに、勉強と両立しながら働いたお金が、半分ほど学籍を置くことに消えてしまうのです。大学の施設も(仕事で)使えていないし、指導教員からの指導も月に少しあるかないか程度なのに、論文を出すために在籍する必要があり、お金を払わなければいけません。

博士課程は最高で6年いられるので、博士課程だけで600万円払う人も少なくありません。しかし、博士論文を必ず出せるとも限らないし、博論の審査に落ちるかもしれないし、博士号はなかなかとれないのが現実です。

 

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学部~修士~博士(6年在籍)でトータル1000万円近く大学に払う人もいるのです。それでも、進路は不透明で、非正規や年収200万程度の職にしか就けない、大学事務のアルバイトや週に何度か非常勤講師をしてつないでいる人も多いです。

 

学びたいという気持ちがあれば、あるいは支払先が大学であれば、財布の紐がゆるくなってしまう気持ちは分からなくもないです。だけど、大学院生に対して、大学はほとんどなにもしてくれない。現状としてお金を払っているだけだといえるのかもしれません。
博士後期課程を修了し、アカデミックポストがなく、大学の事務職として非常勤で雇われている人を多く知っています。ゆる~く働ける環境ではありますが、私立の場合、学部から博士修了まで1000万円近く支払い、年収200万円の学科事務というのもさみしいかも。

 

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